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[2001.05.06]
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とあるサイトの出来事
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▼Hackers storm White House Web site(ZDNet News)【英語】
http://www.zdnet.com/zdnn/stories/news/0,4586,5082369,00.html
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やー,日本の官邸.go.jpも大丈夫でしょうか,今までは人気もなかったようですが(^_^ゞ,今は首が変わって結構人気もあるようですし,用心したほうがいいですかね,え? どっちにしても見向きもされてないって?
4日の午前5〜8時の間,ホワイトハウスのドメインからの返答がなくなったことについて,ホワイトハウスのスポークスマンは金曜夜,サービス拒否攻撃があったことを認めた。また,同日10〜11時の間には,米国中央情報局(CIA)のサイトもリクエストの92%に返答ができない状況にあった。
先日の米中軍用機の接触事故から,中国国内で5月4日を中心に米国政府系サイトへの攻撃予告がなされていたこともあり(CNN.co.jpの記事),その攻撃の可能性もある,と記事に記されている(実際は不明)。昨年2月の大手サイトを襲った分散型サービス拒否(過去記事),そして今年初頭のMSへの攻撃の一部(過去記事)など,この手の攻撃を断つ手は基本的にないことが災いしている。あれから,1年以上断っても,つけ入る隙はいくつでもある。
実際には官公庁に赴くと,セキュリティーの人間や警察官がわんさかいる。政府系のウェブサイトもそれと同様に,まぁ他よりも気を使っているとは思うが,分散型サービス拒否の前では,ホワイトハウスも,官邸.go.jpも,2ch.netも,個人の日記系サイトも,ポルノサイトも,差はない(当然リクエストの許容量は違うだろうけど)。同様の手段で潰れる。だから,ホワイトハウス.govが止まってしまったとしてもそれほど重大事ではない。数ある攻撃されたサイトのうちの,ひとつ,でしかない。
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